1週間ぶりぐらいになってしまいましたが、カードケース製作の続きをやっていきます。
コバ処理①
まずは組み立ててから磨けないコバを処理していきます。
磨く場所は4ヶ所!!(写真の赤線部)
- 本体ポケットの入口
- 仕切りの入口
- かぶせポケットの入口
- マチの上下
ヘリ落とし
初めにヘリ落としで角を丸くします。
今回は1mmの薄めの革を使っているので、私が持っているヘリ落としだとベタ置きでは上手く削れません。
ヘリ落とし先端の右側面が干渉してしまうからです。
細いヘリ落としがあればいいのですが、なかなか何本も揃えている人は少ないはず。
そんな時は、型紙を下に敷いてあげて革を少し持ち上げることで上手く削れると思います。
カッターマットのヘリなどに置いてもいいのですが、曲線部分も削るならこの方法がいいかと自分で考えてあみ出しました!!
自慢する程では無いかもしれませんが( ˊᵕˋ 😉
ヤスリがけ
次に紙ヤスリで形を整えていきます。
重ね合わせてない革なら#320ぐらいでいいと思います。
染色
続いて、コバを染色していきます。
ヘリを削ったところが白っぽくなってしまうので染めないと出来映えがいまいちになってしまうので、この革を使う時は染色が必須だと思います。
染色は必ずトコノールなどの処理剤を塗る前にしましょう!!
処理剤を塗ってからでは染料が革に浸透しなくなるので。
今までは筆を使って塗っていたのですが、気を付けていてもはみ出してしまうことがありました。
そこで最近購入したのがこちら!!
空のマーカー容器です。
これにローパスバチックを入れればコバ染色用のペンの完成!!
これが驚くほど塗りやすくて非常におすすめです。
仕上がりはこんな感じです。
仕上げ
最後にトコノール(コバ処理剤)を塗って、ウッドスリッカーで磨いていきます。
このとき銀面にトコノールが付いてしまうとシミになってしまうので注意しましょう。
これでコバ処理の完了です。
こうやって文章にしてみると、コバ処理だけで結構なボリュームになるんだなぁ!!
あまり他の人のやり方を見たことがないけど、きっとコバ処理は人によってやり方が違うんだろうなぁ。
もしおすすめの方法や道具とかがあれば、コメントしてくれると嬉しいです。
捻引き
続いては捻引きの工程です。
捻引きするとシャープで引き締まった印象になるので、欠かせない工程です。
使用するフチ捻はI☆N FACTORYさんで購入しました。
ただ、捻引きは苦手な工程の1つなので、慎重にやっていきます。
この時も革の下に型紙を敷いてやると、しっかりとフチ捻が革に食い込むのでキレイな線が引けると思います。
線が1本入るだけでかなり引き締まった印象になったと思います。
今回は何とか上手くいったと思います。
でも、まだまだ練習が必要ですね。
今日はこの辺で終わります。
続きはまた明日やります。
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最後までご覧いただきありがとうございました。