サラリーマン作家が作品・道具・手法を紹介します。

カードケース②(風琴マチ)製作日記~Day3~

それでは風琴マチのカードケース製作2日目を始めていきたいと思います。

前回はパーツの裁断と染色を行いました。

今回はその続きから行っていきます。

前回の投稿をご覧になっていない方はまずそちらをご覧下さい。

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染色②

前回染色を行いましたが、かなり色ムラができてしまいました。

ツイッターでフォロワーさんから色ムラなく染色するコツを教えていただきました。

それは、染料を水で薄めて重ね塗りをしていくという方法です。

さっそくその方法を試していきたいと思います。

緑色のパーツは思っていたより明るいイメージになってしまったので、紺色を混ぜて染色していきます。

まずスポンジに水を含ませて、革を湿らせていきます。

染料の配合は「緑色:紺色:水=2:1:3」「茶色:水=1:1」にしました。

前回は一方向にしか塗らなかったのですが、ムラをなくすために縦方向と横方向に塗っていきます。

半日ほど乾燥させてみると、ムラがほとんどなくなりました(^^♪

緑色も前回より深い色合いになって自分としてはうまくいったかなと思います。

次に、革に潤いを与えるためにコロニルシュプリームクリームデラックスを塗りこんでいきます。

手順としては以下の通りです。

  1. ミニブラシでコロニルシュプリームクリームデラックスを革に塗りこんでいきます。
  2. 5分ほど置いて、クリームを革に浸透させます。
  3. ミニブラシ(化繊)でブラッシングして余分なクリームを除去します。
  4. クロスで磨いて仕上げます。

私は、こちらの靴磨きセットを購入して使用しています。

靴だけでなく革小物にも使えて、お手入れに必要な道具が一式揃うのでおすすめです。

コロニルシュプリームクリームデラックスを塗ったあとはかなりツヤが出て高級感が出てきたような気がします。

最後に、色落ち防止のためレザーコートでコーティングしていきます。

ガーゼにレザーコートを浸み込ませて、表面を塗るというよりは革に浸み込ませるイメージで塗っていきます。

レザーコートを塗る前は布で擦ると色移りしてしまいましたが、レザーコートを塗った後は色移りがなくなりました。

仕上がりはこんな感じです。

以上で、染色工程の完了です。

今回、初めて広い面積の染色を行いました。

始めはムラができてしまい、どうなることかと思いましたが、最終的にはイイ感じに染め上げることができたと思います。

また、コロニルシュプリームクリームデラックスを塗ることでツヤがでて、革の表情がガラッと変わりました。

染色のコツとしては染料を薄めて、何度か重ね塗りをすることだと学びました。

いい作品を仕上げるためには時間と手間を惜しまないことが大切ですね。

床面処理

続いて、床面の処理を行っていきます。

トコノールを指で床面に塗りこんで、ガラス板またはTシャツの切れ端などの布で磨いていきます。

今回、ポケット部分のパーツは自分で漉いたのですが、多少凹凸があるせいでガラス板だと磨けない部分があったので布で磨きました。

本体部分はガラス板で磨いていきます。

ポケットパーツの仕上げ

続いて、ポケットパーツの仕上げをしていきます。

下図の実線ハッチングエリアを切り取っていきます。

型紙を重ねて切り取る部分に印を付けていきます。

そして、印を付けた部分をデザインナイフで切り取っていきます。

これでポケットパーツの完成です。

今日はこの辺で終わりにします。

始めて広い面積の染色に挑戦しましたが、なかなか難しいものです。

これからもほかの色とかを試しながら染色技術を身に着けていきたいと思います。

それではまたお会いしましょう。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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